Patissiere  加藤 美香代

・短大を卒業し、OLとして5年間勤務
・お菓子屋さんになるためOLを辞め北海道製菓専門学校へ入学
 製菓・製パン・和菓子等の基本を学ぶ
・シェラトンホテルのベーカリーパティスリー部門へ再就職
 某製菓専門学校で製菓講師助手として、製菓・製パンの事に携わり
 経験と知識を身につける
・洋菓子きのとやに就職し、現場にて数々の経験を積む
 クリスマスには作り置きをせず手作りでは日本一の製造数と言われる
 3万5千個以上ものケーキ製造現場を数年経験し、自分自身大きな
 自信にも繋がる
・社内きのとやコンテストにてシュガークラフトを製作し金賞受賞
・自然食品、特別栽培、無農薬、化学肥料を使わない材料にこだわった
 お菓子を提供すべく夢であったお菓子屋さんをnet販売にて
 2008年5月1日に開業!
・2011年10月札幌市白石区川北2条3丁目に自宅兼店舗を新装open!
 夫と共に二人三脚で営業開始!
お菓子屋を目指した原点は家族

私がお菓子の世界に進もうと思った原点は7つ違いの妹が大きな影響を与えていると思います。
妹は生まれつき、ハンディキャップを持って生まれ、現在も、うまくしゃべることは出来ません。
わたしはというと、健康に生まれ、自分の意志で行動し、出かけ…当たり前の日常を自由におくっていました。
小さな妹を想ったとき、わたしがお店を持ったら、ハンディキャップのある妹にも手伝ってもらいながら、日々の作業やお客さんとのふれあいによって、毎日を笑って過ごせるのではないかと思ったこともきっかけだと思います。
はじめは小さな小さなお店なので、自分1人で作って売る事で精一杯かもしれませんが、数年後には妹が笑って働けるスペースを設けたお店を創ることが、ましゅれの次の夢と考えています。
私自身もアトピーを持っており、幼少期から自然食品に接してきました。ですから、普段食べる食べ物に、安心できる素材を使うのは当たり前でした。でも、20代のころは、食材をいつも選んできた親に対する反抗もあって、みんなと同じようなものを食べてみた事もあるんです。でも、身体にはやっぱり合いませんでした。
やっぱり自分自身が、安心して美味しく食べられるものを提供する事が一番である事を強く感じたのです。